研修を開催しました

5月28日は、寝屋川のこども園と協力して研修を開催しました。

講師は玉川大学教育学部乳幼児発達学科 大豆生田啓友(おおまめうだ ひろとも)先生です。

大豆生田先生は「NHKすくすく子育て」で教育・保育の専門家として出演されています。
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厚生労働省の「保育所等における保育の質の確保・向上に関する検討会」に委員として参加され、
これからの日本の教育・保育で活躍する人材に求められるスキルや環境を国と検討されておられます。

実はむちゃくちゃ人気の先生で、年間でスケジュールを抑えることがとても難しい方ですが、
奇跡的に講師をお願いすることができました。

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今回は「子ども主体の協同的な学びを生み出す環境」について学ばせていただきました。

乳幼児を育てる大切な2つの視点

3歳児の姿から
・大人から、受容的、肯定的、応答的に関わられた子どもは発達が良い
・「養護」の大切さ(手厚い関わり)

5歳児の姿から
・子どもが主体的、対話的に「やり遂げた」という達成感・成功体験(深い学び)は、子どもの良い発達につながる
・「教育」の大切さ(先取り・詰め込みではなく自ら育つものを育てる)

園で「遊び込む経験」が多い子の方が、小学校以降の「学びに向かう力」が高い。

子どもの主体性を重視して、遊びを中心にした保育を受けた子の方が語彙の獲得力が高い。


などなど、たくさんの大切なことを学ばせていただきました。

いただいたたくさんの言葉を、園で行えるよう取り組んでいきます。