0歳児から5歳児まで全ての年齢で慣らし保育があります。
以前にどこかの施設に入所し集団での生活を経験していても同様です。
慣らし保育の目的は、子どもが施設や保育教諭に慣れることも目的ですが、
保育教諭が園児の個性を保護者と確認することも目的としており、
保護者に代わり送迎される方がおられる場合には事前に顔合わせを行わせていただくことも目的としています。
(確認がされていない方に大事なお子様は渡せません)
園長より:慣れたら慣れたでお母さんにも少しのさみしさがあるようです。中には、朝 わざと泣かせてから仕事に向かわれる方が時々おられますが、「自分を1番好きよね」と確認するのはやめてくださいね。
期間は別資料の「慣らし保育の日程表」を基に2週間を目安としていますが、
集団生活を始めますと年齢を問わず緊張した時間を過ごします。それだけでも体調を崩すことが多く、
元気な時には感染しない病気にも感染してしまいます。
入園の洗礼と表現される方もおられますが、大人でも見ず知らずの人たちの中に居ると緊張などから疲れ、
中には体調を崩される時もあろうかと思います。
慣らし保育の時にいっぱい泣いたり、保護者を探し回ったりして十分に自己表現ができたら、
そのあとは受容されていることを受け止め安心して生活することが多く、
最初に手がかからなかった場合、本当に落ち着くまでに時間がかかり、
別のタイミングで自己表現が始まる可能性があります。
尚、0歳児につきましては、慣らし保育を特に大切にしていきます。
まだ生まれたばかりです。産後の状況から一人一人の状況をきめ細かく確認させていただきます。
園長より:1番大好きなお父さんやお母さんから離れたくない時もたくさんあります。
洗礼のように捉えずに、できたりできなかったりを繰り返すのが子どもだと受け止めてあげてください。
お母さんも、その時々の状況により仕事に集中したり、その他の出来事で疲れたりしますよね。
そんな中で、保育教諭に頼りながら、子どもと同じようにできたりできなかったりを繰り返しながら、
気づいたら子どもが成長していた。そんな感じで進めば良いですよね。